2015.12.20
東京都世田谷区からお預かりのサンペイくん
健康診断では特に異常はなく食事排泄も良好です。入所直後は食事の好みがはっきりしていてご飯を与えても口にしてくれなかったりと、gh不安になることがありましたが、他の猫達との共同生活やスタッフたちにも慣れてきてくれたのか近頃はご飯を残すこともなく、それどころか1.5人前ほど食べることもあります。そのため200グラムほど体重も増えました。元々細身なので良い傾向にあると思います。やはり体重が増加するということは施設での生活にストレスを感じていないこと、体調が良好だということの表れだと考えられますので一安心です。今後も安定してねこほーむでの生活を送ってもらいたいです。
宮城県仙台市からお預かりのヤマトくんナナコちゃん
ヤマトくんですが健康診断でも異常は見られず体重も先月変わらず安定しています。入所して早半年以上が経ちもうすっかりねこほーむの一員です。そしてとても懐っこくスタッフはもちろんのこと面会に来た飼い主さんにも気に入ってもらう人気者です。引き続き健康を維持しねこほーむでの生活を送ってほしいと思います。
ナナコちゃんも同じく健康診断では特に問題はありませんでした。体重も大きく増減することもなく、排泄も問題ありません。ただ、数ヶ月前に首から背中にかけて必要以上に毛繕い、舐める行為をすることが目立ち、脱毛や皮膚の炎症などの症状が見られました。飼い主さんと連絡を取り合った結果動物病院へ連れて行き、皮膚の一部を採取して培養検査を行ってもらいました。しかし検査の結果、細菌などの原因となるものは検出されませんでした。先生のお話では細菌の他にもストレスや精神的なことから脱毛や皮膚の炎症を起こすこともあるということでした。ねこほーむでは基本的にケージレスで自由に部屋の中で生活をしてもらいます。また、人と遊ぶことが好きな猫ちゃんに対してはおもちゃで遊んであげたり、スキンシップをとることもしています。ストレスを感じることは最小限に抑えているつもりでしたのでこのような症状が現れてしまったことにスタッフも困惑しています。症状のはっきりとした原因はわかりませんが、ナナコちゃんにとってストレスを感じる何かがあるのかもしれません。ねこ達がストレスフリーで過ごせるように施設を整備することも私たちの務めだと思っていますので意識して施設管理を行っていこうと思います。
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