2016.07.05
以前はご飯を食べたり食べなかったりと不安定な生活が続いていました。一時期はかなり体調が悪化して自力で歩くことが困難な状態になったこともありましたが、提携先の動物病院に10日弱入院して何とか体調を回復することができました。退院してからは何度かご飯を食べなかったりということがありましたがその都度強制給餌、皮下輸液を行うことでなんとか体調が悪化することを防げました。
最近では食欲も出てきており、一食で二人前近く食べることもあります。水分も自分で必要量を摂ることができているので一時的ではありますが安心しています。ここ数日猛暑日が続いているので温度管理は徹底して行うようスタッフ一同心がけています。プーちゃんのように高齢の猫ちゃんは体重も軽く体脂肪が低いということや、体温調節がしづらくなります。ただ冷房による冷やしすぎにも注意が必要です。平均的に見て猫は27度くらいが適温と言われています。しかし短毛や長毛、体重や年齢によって感じ方が違うのでその子に適した温度で飼育してあげるように心がけるといいと思います。ネコちゃんを飼育している飼い主様はこの様な事を踏まえて温度管理をしてみてはいかがでしょうか?
レオちゃんですが、実はこの子もねこほーむに入所してから食事量が不安定で強制給餌や皮下輸液を行っています。
最近では自らご飯を食べえてくれる量が増えたので少しほっとしていますが、まだまだ安心はできません。
レオちゃんはとてもおとなしい性格で臆病なところがあるので、出来るだけ安心して生活できるように、隠れるところを多く作ってあげたり、近くに大きな声で鳴く子を配置しないなどの配慮をしております。それとお世話をする人が信用できる人だよ、安心していいんだよということを理解してもらえるように声をかけてあげ適度にかまってあげています。お預かりして接しているところ恐らくレオちゃんは人が好きなのではないかなーとなんとなく感じているので(長年のお世話による勘。笑)信用してもらうことができれば普通にご飯を食べてくれるものと思います。
悠々自適と過ごしていたところから、お世話をしてくれる人が飼い主さんから知らない人に代わり、知らない場所で大勢の猫の匂いがする中での生活は最初はすごく緊張すると思うし、ストレスもかかると思います。そんな猫たちのために少しでも安心して生活できる場所を提供してあげられるように出来るだけ多くスタッフ間での話し合いの場を設けたり猫に関する知識を学ぶなど、シェルター維持のために努力して参ります。
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