2019.10.10
こんにちは。NPO法人ねこほーむです。
本日は毎月定期的に行っております、ねこほーむでの爪切りをお知らせしたいと思います。
爪切り
NPO法人ねこほーむでは毎月初旬に必ず爪切りと体重測定を実施しております。
猫の爪を切る理由としては
①暴れたりしたときに猫同士お互いが怪我をしないため
②上と同様に、暴れたときに人間が怪我をしないように
猫の爪は研ぐと本当に鋭利です。
品減の皮膚には簡単に刺さりますし、鋭利な爪で猫パンチが
顔に来ると場合によっては失明をする可能性もあります。
猫同士でも大変危険です。
③猫の爪は定期的に切ってあげないと肉球に刺さります。
ねこほーむでお預かりをした猫ちゃんでも、例えば飼い主さんが
お亡くなりになられて、代理の方が数カ月に渡り猫ちゃんが生活していた
部屋に通い代わりにお世話をしていたという猫ちゃんもいます。
基本的に猫は慣れている方でないと爪切りは本当に嫌がります。
なので数カ月に渡り爪を切らずに伸びっぱなしになっていた猫ちゃんもいますが
みんなではないにしろ、お預かり時点で爪が肉球に刺さっている猫ちゃんもおりました。
ただ、爪切りは本当に慣れていないと出来ない事でもあるため
致し方のない事かとも思います。
肉球に刺さっている爪を動かすと痛みのせいか、余計に暴れて出来なくなるという悪循環も
ありますので、出来る限り定期的に切ってあげた方が良いかと思います。
気を付ける事
猫の爪を切る際に気を付けて頂きたい点として
①神経を切ってしまわない事
猫の爪の中には神経が通っております。
神経を切ってしまうと、当然ですが出血しますが猫ちゃんも痛みで大きな声を出します。
そして爪切りは痛いものと猫が認識してしまうと
その後は手や足を触ったりすると逃げ閉まったり無理に爪を切ろうとすると
暴れて上手に切れなかったりとこれまた悪循環になります。
切るときは出来るだけ慎重に、神経は目視できますので気を付けて切ってください。
②肉球に刺さる
当然ではありますが、猫は高齢になればなるだけ動かなくなり一日中寝てるか
ご飯を食べているかの生活になっていきます。
このように高齢な猫になるとやはり爪も研がなくなります。
伸ばしっぱなしにしてしまうと、そのまま爪が肉球に刺さります。
これは猫にとって痛みを伴いますし、場合によっては出血もします。
なので出来るだけマメに切ってあげた方が良いかと思います。
③引っかかる
日常生活において例えばカーテンに引っかかってしまう。
キャットタワーやキャットウォークの布の部分に爪が
引っかかってしまう事もあるかと思います。
引っかかっている時に無理に引っ張ってしまっては爪が剥がれたり
爪が抜けてしまったりと猫にとって危険であります。
十分に気を付けけあげましょう。
体重測定
ねこほーむでは最低でも毎月、猫ちゃんによっては月2回
体重を測定しております。
ねこほーむでは慣れている子たちはお部屋の中で自由に生活をしています。
食事についてもいつでも好きな時に食べられるようになっております。
逆に言うと毎日どのくらいの量を食べているかは正確には把握できません。
もちろん毎日必ずお世話をしていますので、みんなの体型については
スタッフはみんな熟知してますので、少しやせたなとかは
目視でも分かります。
ただ、全ての猫ちゃんの3か月前、半年前の体重まではさすがに
覚えられませんので必ず体重測定を行った際は記録を付けております。
記録を残すことにより体重が減少しても一時的なのか慢性的なのか?
いつ頃から減少しているのか等わかってきます。
出来る限り細かく記録を残してあげるのが良いかと思います。
本日は以上になります。また更新致します。
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